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青森港の「アスパム灯台」が「あすぴぃ」に 1周年を機に愛称公募

「あすぴぃ」の前で記念撮影。前列中央が命名者の木立理仁さん

「あすぴぃ」の前で記念撮影。前列中央が命名者の木立理仁さん

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 青森港新中央埠頭にある「アスパム灯台」の愛称が8月20日、「あすぴぃ」に決まった。

ペインティングを担当したイラストレーター・豊川茅さんによる「あすぴぃ」紹介イラスト

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 昨年7月、海上保安庁の取り組みである「灯台観光振興」の一環で、「アスパム灯台」の一部に水をイメージしたペインティングを施した同灯台。正式名称は青森港北防波堤西灯台。1968(昭和36)年に設置され、青森県観光物産館アスパム近くにあったことから「アスパム灯台」の通称で地元住民に親しまれていた。

 「アスパム灯台」の愛称はペイティング1周年を機に公募。応募総数62件の中から「あすぴぃ」に決定し、8月20日、灯台前で命名式が行われた。

 命名者は古川(ふるかわ)小学校5年生の木立理仁さん。「灯台の色がかわいくて形が三角でアスパム(青森県観光物産館)に似ていたので「あすぴぃ」に決めた。たくさんの人たちが『あすぴぃ』と呼んでくれたらうれしい」と笑顔を見せる。

 愛称公募を主催した青森ウォーターフロント活性化協議会の細川英邦会長は「今まで以上に地域の人たちに親しまれ、愛される存在になってほしい。ウオーターフロントのシンボルとして、地域の観光名所になるよう願っている」と話す。

 審査員を務めた青森出身デザイナーの豊川茅さんは「私がペインティングしたアスパム灯台にたくさんの人たちが訪れ、SNSなどに写真をアップしてくれてうれしかった。かわいい灯台にぴったりの愛称が決まり、さらにたくさんの人に訪れてほしい」と笑顔を見せる。

 現在、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸、ねぶたの家ワ・ラッセ、青森県観光物産館アスパム、新町商店街各店などで「あすぴぃ」のポストカードを無料配布している(無くなり次第終了)。

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