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青森・六ケ所で手作りの音楽フェス 「心に音楽を」をテーマに

実行委員長の橋本翔さん

実行委員長の橋本翔さん

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 青森・六ケ所村大石総合運動公園(六ヶ所村尾駮野附)で9月3日・4日の2日間、野外音楽イベント「BLUE GREEN CAMP FESTIVAL 2022(ブルーグリーンキャンプフェスティバル)」が開催される。

メインとなる広場

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 六ケ所村で開催されていた音楽イベント「六ケ所パワーライブ」「六ケ所ロックフェスティバル」を統合し、キャンプなど自然を満喫できるアクティビティーを加えた同イベント。2019年に始まり、昨年はコロナ禍でやむなく中止となったが、現在、2年ぶりの開催に向け準備が進んでいる。

 実行委員長の橋本翔(しょう)さんは「村の若者が楽しめる場所や企画が豊富ではなかった。村外へ出かけて楽しむことも多かったが、地元で自分たちが創り出していけば面白いと思いイベントを立ち上げやってきた。ブルーグリーンキャンプフェスはその年の『色』が出るように考え、毎回『新規開催』という思いで一回一回全力でやっている」と話す。今後は村を飛び越え、各地域の人たちと連携し、「青森県のフェスといえばこれ」と呼ばれるようなイベントを開くのが夢だという。「まずは六ケ所村でイベントを根付かせたい」と意欲を見せる。

 出演アーティストは、レゲエシンガー「Rickie-G(リッキー・ジー)」、ヒップホップ・バンド「韻シスト(インシスト)」、ZEN-LA-ROCK(ゼンラロック)、G.RINA(ジー・リナ)、鎮座DOPENESS(ちんざドープネス)から成るヒップホップ・ユニット「FNCY(ファンシー)」、三宅洋平率いる、ロックとレゲエが融合したバンド「犬式(いぬしき)」など。橋本さんが「呼んでみたい」と招請した顔ぶれがそろう。青森出身アーティストも必ず呼んでいるといい、今年はレゲエシンガーのSonia(ソニア)さんが出演するほか、ダンスのショーケースやDJによるBGMで会場を盛り上げる。

 飲食店は、「無国籍居酒屋BON(ボン)」、「6かく珈琲」、メキシコ料理店「VIVA LA VIDA(ビバラビダ)」、炭火焼ジャークチキン店「Coo Gee Jerk(クージージャーク)」など、「個性的でこだわりを持つ出店者ばかり」(橋本さん)という。

 橋本さんは「『心に音楽を』がテーマ。六カ所村に来て、家族や友達同士で純粋に音楽を楽しみながら、自然の中でリフレッシュしてほしい」と来場を呼びかける。

 開演は両日12時~。チケットは、ワンデイチケット(6,000円、特典付き)、ツーデイズ(1万円、同)、ツーデイズスペシャル(1万2,000円、特典・キャンプ付き)、キャンプ(3,000円、要予約)。高校生は半額で中学生以下無料。当日会場のみで販売する。悪天候時の開催有無についてはインスタグラムで知らせる。

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