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青森でリンゴをのせた鏡餅「風物詩に」 今年はフォトコンテストも

リンゴをのせた鏡餅

リンゴをのせた鏡餅

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 青森商工会議所青年部(青森YEG)が現在、鏡餅にリンゴをのせる「お供えりんご」を呼びかけている。

姫りんご

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 「お供えりんご」は、鏡餅にミカンをのせるのではなく、青森リンゴを飾って正月を迎えようと始めた取り組み。郷土愛の醸成や小さいサイズのリンゴ「姫りんご」のPRも兼ね、2002(平成14)年から始めた。

 青森YEGの会長・丸山桂多さんによると、鏡餅にミカンが使われるのは「代々(だいだい)家が続く」という語呂合わせの縁起物としてだという。「幸せの象徴としての赤色を使ったリンゴで代用し、青森ならではの正月にしたい」と丸山さん。

 毎年、青森YEGは姫りんごを配布する。今年は12月24日に、5700個を青森駅前や商業施設などで配ったほか、青森の大学4校に対して無料配布した。今年は初めての取り組みとして、インスタグラムを使ったフォトコンテストを行う。姫りんごの写真に「#姫りんごフォトコンテスト」をつけて投稿するなどが参加条件となる。

 丸山さんは「青森らしくリンゴを使った正月を根付かせていきたい。ぜひSNSで写真を投稿して、風物詩のようになれば」と話す。

 フォトコンテストは2023年1月15日まで。

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