泡を浴びて楽しむベント「ひらない泡ぴっぴ2024」が9月8日、平内町夜越山（よごしやま）スキー場（平内町浜子）で開催される。

バズーカー型マシンから噴射される泡

　スキー場内約3000坪の敷地を会場に、バズーカー型マシンから噴射される泡を浴びて楽しむ「バブルゾーン」をメインに、DJによるBGMやキッズダンスなどのステージパフォーマンス、水鉄砲大会、約12メートル四方・水深40センチのプールを用意する同イベント。キッチンカーでのフードやクラフト作家による手作り雑貨の販売、ロードバイク体験、ワークショップなども用意する。

　主催する平内町商工会青年部部長の工藤成峰さんは「年に1度のペースで地域活性化を目的に青年部でイベントを主催している。これまで、商店街の歩行者天国やティラノサウルスレースなどを開催してきたが今年は、部員から企画を募り、初めて『泡』をメインにイベントを行うことにした」と話す。

　企画発案者で常任委員の山本公太さんは「キャッチーさが発案のきっかけ。『泡って何だろう？』とたくさんの人に関心を持ってもらえると思った。初めてのイベントを青年部メンバーで協力して成功させたい」と話す。

　当日は第2の目玉として水鉄砲大会を開催する。参加者には水鉄砲を持参してもらい、300円でポイ（的）付きのフェースガードを購入してもらう。参加対象は5歳から。参加者同士でポイを目がけて水鉄砲を撃ち合い、破った相手のポイを集めポイント（1ポイ＝1ポイント）をためてもらう。ポイは何度でも購入できるようにした。1部＝1時間30分を2部に分けて行い、途中参加・退場も可能にした。一番ポイントを集めた各部優勝者にそれぞれディズニーペアチケットを進呈する。

　ワークショップ「キラキラガラス玉アート」では、平内のホタテ漁師が使っていたというガラスの浮き玉を再利用したアート製作体験を用意する。参加者には「あおもりの夏」をテーマに、浮き玉にキットパスというクレヨンを使って絵を描いてもらう。完成したガラス玉は会場内に飾る。平内町地域おこし協力隊員が講師を務めるという。

　山本さんは「泡にまみれて非現実的な時間を楽しんでほしい。子ども連れやカップルで一緒に楽しみながら、大切な人のかわいい姿やとびきりの笑顔を撮影できる機会にもなる。来てくれる皆さんの思い出に残る一日になれば」と話す。

　開催時間は10時30分～14時30分。入場料は500円（2歳以下無料）。水鉄砲大会の開催時間は、第1部＝11時～12時30分、第2部＝12時30分～14時。濡れてもいい服装や着替え、タオルが必要。雨天決行。