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青森・むつの木工舎が「青森ヒバの小さな丸太」販売 「香るインテリア」として

「青森ヒバの小さな丸太」を紹介する「ヒバ木工舎 木の香」社長の工藤知明さん(右)と妻の菜穂さん(左)

「青森ヒバの小さな丸太」を紹介する「ヒバ木工舎 木の香」社長の工藤知明さん(右)と妻の菜穂さん(左)

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 青森産ヒバ製品専門店「ヒバ木工舎 木の香(きのこ)」(むつ市、TEL 080-1675-0188)が3月10日、「青森ヒバの小さな丸太」の販売を始めた。

加工前の「青森ヒバの小さな丸太」

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 切りたてのヒバ材の香りが楽しめるという冬季限定の商品。同社の工藤知明社長は「下北半島は日本一のヒバの産地。香りになじみはあったが、以前勤めていた製材所で感動した切りたてのヒバのフレッシュでフルーティーな香りを、どうにかして届けられないかと考えた」と話す。

 工藤社長は昨年8月、妻の菜穂さんと「青森ヒバ製品をおしゃれで喜ばれるデザインでPRし、青森ヒバのイメージアップを図りたい」と同舎を立ち上げ、夫婦で商品開発を行っている。

 工藤社長はこれまで、厚さ2センチほどの切りたてのヒバ材を真空パックした「青森ヒバの生輪切り芳香材」を冬季限定で販売。昨年冬、「もっと長く香りを楽しんでほしい」「木そのものの形や変化を感じてほしい」との思いから、同商品をさまざまなサイズで発売。「小さな丸太は、冬眠期のヒバの特長を生かし、切りたての香りを伝えられる商品。香りを楽しむだけでなくペットの餌皿や花瓶を乗せたり、そのまま部屋のオブジェにしたりと、いろいろな用途がある」と工藤社長。

 価格は、Sサイズ(直径約12~14センチ、1,650円~8,910円)、Мサイズ(同16~18センチ、2,200円~12,760円)、Lサイズ(同20~22センチ、3,300円~17,160円)。いずれも高さは約10センチ~70センチ。高さは可能な限り希望に応じる。

 工藤社長は「『香るインテリア』として普段の生活に取り入れてほしい。青森の人には生の香りを知ってもらい、県外の人には一度嗅いでみてほしい。香りを楽しみながら、木が乾燥しひびが入っていく過程や色の変化を『ありのままのヒバの姿』として感じてもらえたら」と話す。

 公式販売サイトで4月末まで販売する。

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