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ラインメール青森FC、13人の選手迎え新体制へ 「青森一体」でJ3昇格誓う

前列左から、加藤望ヘッドコーチ、柴田峡監督、榊美樹社長、畑中裕介事業統括部長、小林和広副務、後列は新加入の選手ら13人

前列左から、加藤望ヘッドコーチ、柴田峡監督、榊美樹社長、畑中裕介事業統括部長、小林和広副務、後列は新加入の選手ら13人

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 青森のサッカークラブ「ラインメール青森FC」が3月2日、新体制についての会見を開いた。

MF 4 住永翔選手

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 青森市をホームタウンとするラインメールは、JFLリーグの参加チームで昨シーズンの成績は16チーム中4位。J3昇格のチャンスを手にするも要件に満たず惜しくも見送られた。今季新たに加藤望ヘッドコーチほか13人の選手らを迎えた新体制となり、シーズン開幕を3月12日に控え、「リーグ優勝=J3昇格」の目標を掲げる。

 今季、同リーグの昇格レギュレーション(規則)が変わり、年間上位2チームがJ3への昇格資格を得ることができ、優勝チームはストレートにJ3に昇格できる。ラインメールは今季のスローガンを「決意 青森一体」とし、「チームを始めサポーター、スポンサー、ステークホルダー、地域住民らが一体となり勝利をつかみたい」と応援を呼びかける。

 昨年監督に就任し2年目となる柴田峡監督は「充実のキャンプを経て新シーズンに臨む態勢はでき上がっている。チームの状態も良く、選手たちも前向きに開幕戦を心待ちにしている。攻守ともに継ぎ目のないしっかりしたプレー、勝負にこだわり、統一感を持ってプレーしたい」と話す。

 新加入選手の中には2人の青森山田高校出身者がいる。三文字瑠衣選手は「高校卒業ぶりに帰って来られてうれしい。青森でサッカーができることにワクワクしている。優勝して昇格するためにできることを精いっぱいやる」と話す。住永翔選手は「青森県でスポーツが有名と言えば青森山田のサッカーだと思うが、今年チームをJ3に上げることによってラインメールも青森で結果を出しているチームだというのを見せたい」と意気込む。

 ストライカーとして注目を集める船山貴之選手は「チームが勝つことで自分のゴールの価値が出てくる。自分の経験を生かしてチームの勝利を優先し、プレーしたい」と意欲を見せる。

 ラインメールの初戦は開幕同日、アウェー・味の素フィールド西が丘(東京都北区)でクリアソン新宿と対戦。ホーム・新青森県総合運動公園球技場(青森市宮田)での試合は4月30日、ブリオベッカ浦安(千葉県浦安市)と対戦する。

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