青森のプロバスケットチーム「青森ワッツ」のマスコットキャラクター「クイッキー・デッチ」が9月29日、公式キャラクターとして契約更新した。
青森ワッツは2012(平成24)年に設立し、今年で10周年を迎える。「BE THE CHANGE」をスローガンに掲げ、登録選手全員との契約は既に完了していたが、デッチとの契約は保留のままになっていた。
契約更新はワッツ公式サイトで発表。「【お知らせ】クイッキー・デッチについて」と題した更新には、「今シーズンのクイッキー・デッチにご期待ください」としている。北谷稔行社長は「契約更新を決めたポイントはデッチのアピールがすごかったところと、ブースターをはじめとした多くの人たちに愛されていること」と話す。
事業部の長谷川万利子さんによると、契約更新の条件だった「ダンスの技術向上」「毛並みを整えること」「公式グッズの売り上げ向上」の3つの目標はクリアしたという。「チアディレクターのRUIさんにダンスは特訓してもらい、乱れていた毛並みも整え、耳やしっぽの毛がピンと立っている。公式グッズはスタッフからのアドバイスをもらって考えていた」と長谷川さん。
SNSでは「おめでとう、デッチ。青森ワッツにはデッチが必要」「デッチ、よかったね」「デッチのいないワッツは考えられないもんね、今シーズンもよろしくね」(原文ママ)などのコメントが寄せられており、デッチの契約更新を祝福する声が寄せられている。
デッチは筆談で、「契約更新されてホッとしたデッチ!!とてもうれしいデッチ!!!ブースターのみんなの応援のおかげで、無事契約更新できたデッチ!青森ワッツ の10周年を、今まで以上のキレキレのダンスで盛り上げるデッチ!みんなと会場で会えるのを楽しみにしてるデッチ!」と意欲を見せる。
10月1日に始まる2022-23シーズンの初戦は、マエダアリーナ(青森市宮田高瀬)で「アルティーリ千葉」と対戦する。