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青森に元銀行員が始めた直売所「ファインミールズ」 地元食材を販売

店主の森野大樹さん

店主の森野大樹さん

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 直売所「f!ne meals(ファインミールズ)」(青森市荒川柴田)が6月6日、プレオープンした。

店舗外観

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 青森の野菜や果物、海産物を直接生産者から仕入れて販売する同直売所。「地元の食材の良さをもっと知ってもらいたい」と元銀行員の森野大樹さんが開業した。

 森野さんは2019(平成31)年、イベント会社に転職したが、新型コロナウイルスの影響で仕事がなくなったことで始めた動画撮影で、青森の生産者に出会う機会を得たという。「青森の食材のおいしさと、販路を作ることができない生産者の悩みを知ったのが開業のきっかけ」と振り返る。

 ガーデニングショップ「Leaf(リーフ)」の跡地を居抜きで使い出店した店舗は、森野さんの事務所にも使う。

 販売する食材は、季節によって異なる。プレオープン中の現在は、平内のベビーホタテや田舎館のイチゴ、蓬田のコメなどを用意。食材は森野さんが生産者の元へ取りに行く。「鮮度にはこだわって販売したい。取引先業者を増やし、生産者との橋渡しができる場になれば」と意気込む。販売スペースは広げていく予定という。

 グランドオープンを予定する7月1日以降は、トマトや長ネギ、西洋野菜など商品を増やしていきたいという森野さん。「国産ゴマなどあまり知られていない青森の食材の販売も予定している。15~20種の食材をそろえていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~20時。

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