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青森市で子育て中の「移住ママ交流会」、県外出身者含む9組が参加

車座になって懇談する参加者たち

車座になって懇談する参加者たち

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 青森の出張助産院「you」が6月19日、青森市と連携して「移住ママ交流会」をKITTO PARK(キットパーク)」(青森市柳川)で開催した。

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 youはオンライン相談や出張訪問を専門にした助産院。助産師の花田優加さんが2022年3月に開業し、今年から母子同士の交流を目的とした企画「you's club(ユーズクラブ)」をスタートした。同イベントはその一環。

 花田さんの友人で企画に協力しているタレントで青森市移住PR大使の高坂友衣さんが、青森市への移住促進や公民連携を担当する市の連携推進課に「移住したママたちにも交流の輪を広げてサポートしたい」と相談したことがきっかけで、実現に至った。

当日は県外出身者などの9組が参加。「belle foret(ベルフォレ)」名義で活動するフォトグラファー・平舘史峰さんや青森市地域おこし協力隊員なども加わり、足形スタンプや母親同士の懇談、花田さんへの相談など、1時間半ほど交流した。

花田さんは「育児中はどうしても孤立しがち。心細い時に友人感覚で気軽に話せる相手になれたら」と話す。「今だからこそ感じられる子育てや親子の時間を楽しんでほしい」とも。高坂さんは「この会をきっかけに参加者同士で情報共有できたり、育児の息抜きになったりすればうれしい」と笑顔を見せる。

参加者からは「授乳について相談できて良かった」「周りが子連れだとイベントに参加しやすい」「子どもの交流になればと思ったが、私自身が楽しかった」などの声が聞かれたほか、神奈川県から移住した30代女性は「青森にはあまり友人がいないので、月齢の近い子を持つママ同士で話す機会ができて良かった」と話していた。

今後について花田さんは「月齢別でクラスを分けたり、保健師に入ってもらったりしながら、市とも連携して定期的に開いていきたい。まだ参加したことのないママにもぜひ参加してほしい」と呼びかける。

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