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青森・浅虫で花見会 地元町会と町民が力合わせ開催へ

浅虫町会理事の鳴海弘志さん。会場となる旧浅虫小学校校庭前で撮影

浅虫町会理事の鳴海弘志さん。会場となる旧浅虫小学校校庭前で撮影

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 青森の浅虫町会(TEL 017-752-2049)が4月23日、旧浅虫小学校校庭(青森市浅虫)で「浅虫お花見会」を開く。

昨年の会場の様子

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 10年以上前から町内の春の恒例として行ってきた花見会。会場となる同校校庭には、植栽100年を越えるソメイヨシノの古木や枝垂(しだ)れ桜などがあり、地元の桜スポットとなっている。開花時季には町内外から多くの人が訪れるという。今年は開花時期が早まり、15日ごろに満開を迎えたため、当日は葉桜が予想されている。

 花見会は昨年、校庭の桜の一部が植栽されて約100年たつことを記念し「浅虫さくら100年祭」と銘打ち開いた。同町会集計によると約300人の来場者があり、町民が95%を占めたという。

 同町会理事の鳴海弘志さんは「校庭では昔、町民運動会なども行われていた。今では花見会場として、変わらず地元民の憩いの場になっている」と話す。

 花見会ではステージセットを用意し、浅虫町民や出身者たちが大正琴やバンドなどの演奏を披露する。町会の阿部悠二会長がボーカルを務める「浅虫町会軽音楽部(仮)」は昨年に引き続き出演し、懐かしの歌謡曲を演奏する予定だという。当日はステージプログラムのほか、当日先着10人で誰でも参加できる景品付きカラオケ大会や、野だて体験、綿あめコーナーなどを用意する。

 今年の目玉は、浅虫初ライブとなるゴスペルコーラスグループ「Alive(アライブ)」。県内で活動するジャズオーケストラ「ニュービート」の元メンバー・小野寺昭二さん(浅虫在住)がリーダーを務める。鳴海さんは「出演者を外から呼ぶのではなく、地元に関わりのある人たちで作るステージがこだわり」と笑顔を見せる。

 会場では、地元のまちおこし団体が「浅虫桜フェスティバル」を併催する。鳴海さんは「『お花見会』では町民限定で豚汁を振る舞うが、『浅虫桜フェスティバル』ではキッチンカーが10台ほど並び、ワークショップなども体験できる。町外の人にもたくさん足を運んでほしい」と話す。「今年は桜の開花が早く、当日は葉桜になっているかもしれないが、ぜひ浅虫に遊びに来てほしい」とも。

開催時間は10時~14時。入場無料。荒天時中止。

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