展覧会「動き出す浮世絵展 AOMORI」が7月11日、東奥日報新町ビル「New'sホール」(青森市)で開催された。
葛飾北斎や歌川国芳、歌川広重ら江戸時代の浮世絵師による作品300点以上を元に、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使して映像化した同展。2023年7月から始まり、国内外で巡回し、青森での開催は10回目。東北では初開催。
会場内は「眺(ながめ)」「藍(あい)」「麗(うるわし)」など9つのコンセプトに分け、大型スクリーンや床、天井からつるした幕に映像を映し出す。「イマーシブ(没入型)展覧会」として、デジタルアート空間で浮世絵の世界観を体感できる。プロジェクターは30台使ったため、会場の電気容量を同展示のために増やした。
青森会場限定の取り組みとして、「ねぶた」と浮世絵の関係を紹介する展示を増設。和装や「ねぶた」の跳人(はねと)衣装で来場した人を対象に、当日チケット料金を100円引きにするキャンペーンも行う。対象は本人のみ。
同展の企画制作を手がけた「一旗」(愛知県名古屋市)の東山武明社長は「青森ねぶたと浮世絵のどちらも一瞬を切り取る作品。デジタルアートを通じて日本の歴史や文化を学べる機会になれば」と話す。
開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)で、会期中は無休。入場料は、大学生・一般=1,800円、中高生=1,000円、3歳~小学生=600円(前売りは各200円引き)。障がい者割引なども設ける。8月30日まで。