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青森でクラシックカー・ビンテージバイクのドラッグレース 最後の開催へ

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 クラシックカーやビンテージバイクのドラッグレース大会「Feels Good Exhaust THE FINAL(フィールズ グッド エギゾースト ザ ファイナル)」が9月8日、青森スピードパーク(青森市駒込深沢)で開催される。

昨年開催の様子

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 1985(昭和60)年までに製造されたクラシックカーやバイビンテージバイクが、10分の1マイル(約160メートル)の直線コースを3回ずつ走り、ゴールまでのタイムを競う同大会。レースをメインに、キッチンカーなどでのフード販売、アパレル・古着コーナー、バルーンアートや縁日などの子どもが楽しめるコーナー、ロックバンドライブなどを展開する。

 実行委員会長の木明孝太さんは「初回は仲間内だけで行った大会だったが、昨年初めてお客さまを入れて開催し、約1000人という想像以上の集客があり驚いた。3年目の今年は、いったん区切りとしてやり切りたい」と話す。

 レースのエントリー台数は、4輪クラス=31台、2輪ハンドクラッチクラス=17台、2輪フットクラッチクラス=24台の全72台。大会長の佐藤源太さんは「昨年より22台多く出場する。たくさんのクラシックカーやビンテージバイクがずらりと並ぶ壮大な光景も見どころ。一斉にエンジンをかける時の排気音も楽しんでもらえたら」と話す。

 今回初の試みとして「青森拳(こぶし)祭り」と題し、1936(昭和11)年~1947(昭和22)年に製造された、ハーレーダビッドソン社のエンジン「ナックルヘッド」を搭載したバイクの展示も行う。ゴツゴツしたシリンダーヘッドが「握った拳」に似ていることから「ナックル(拳)ヘッド」と呼ばれ、造形の美しさからファンが多いという。「ナックルヘッドは希少価値が高くビンテージバイク好きには憧れのエンジン。約8台のハーレーの展示を予定している。イベントならではの貴重な機会になるはず」と佐藤さん。

 同大会では、子どもが参加できる「キッズ綱引き対決」も行う。対戦相手が当日まで明かされないサプライズ企画で、昨年は、子ども50人が10トンダンプと対戦した。今年も同様に「対戦相手は当日までのお楽しみ」という。参加できる人数は30人でイベント当日、8時から11時30分まで先着順で受け付ける。

 佐藤さんは「会場にいるみんなで作り上げるイベントにしたい。旧車ファンだけでなく、誰でも気軽に来て楽しんでもらえるよう準備している。ファイナルなのでたくさんの人に遊びに来てほしい」と呼びかける。

 開催時間は8時~15時。入場料は500円(18歳以下無料)。雨天決行。

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