青森のライブバー「ハートビート」(青森市本町)で9月11日、8月に設立された創設したエンターテインメントプロダクション「アオプロ」(桜川)が主催する初めてのライブイベントが開催された。
当日は、所属タレントがMCを務め、青森市観光大使の「GMU(グルメミュージックユニット)」を中心に所属タレントがライブやダンスパフォーマンスを披露した。
同社を創業した社長の高杉圭之輔さんは青森出身。イタリアで修業した経験を生かし、「イタリアンダイニングバー Kei」(橋本)を経営する。2015(平成27)年、青森の食材をテーマにした地域活性化アイドル「GMU」を結成し、代表とプロデューサーを務めた。
飲食店経営とプロデュース業を両立していたが、今年6月、脳梗塞を発症。一時は命に関わるほど重症化したが、3週間後に退院したという。高杉さんは「自分のこれからの人生を考えるようになり、店に立つことはやめて、エンターテインメントで青森を盛り上げたいと考えた」と振り返る。プロダクション設立に一念発起し、周りの仲間の協力もあり、1カ月ほどで会社設立にこぎ着けた。
当日は2部制で、青森市昭和通り商店街から生まれたアイドル・Marble(マーブル)さんや「EXILEジェネレーション」出演で歌手活動を始めたFumiyaさん、東京と2拠点活動をするダンサーで振付師のSUKさんなどの所属タレントが出演。幅広いジャンルのエンターテインメントを披露した。
イベントを終えて高杉さんは「たくさんのお客さまに来ていただき感謝している。アオプロライブは今後も所属アーティストたちの活動の場として、所属アーティストを知るきっかけになる場として3カ月に1回のペースで続けていきたい」と意欲を見せる。
次回は12月18日に開催予定。