青森県40市町村ををテーマにしたクラフトビールシリーズ第2弾商品「AOMORI」が1月29日、販売された。
青森在住でクラフトビール醸造家のギャレス・バーンズさんと青森在住で青森を舞台にした漫画「ふらいんぐうぃっち」の作者で知られる石塚千尋さんがコラボした同商品。昨年11月に販売した第1弾はラベルに黒石をモチーフにしたデザインを採用した。すでに出荷は終了している。
石塚さんが描くイラストは、「MAGIC SPELL(マジックスペル)」というストーリー仕立て。青森を舞台に師匠・ハナと弟子のアン、フクロウのココが修行の旅に出るという物語で、舞台の選定は石塚さん本人が担当する。青森県内にあるどこかで、ストーリーに合わせた場所を選んでいるという。
「AOMORI」では青森市内にある公園で、ハナとアンが待ち合わせるシーンを描いている。登場する公園の場所は非公開。醸造所「Be Easy Brewing」担当者の小田桐千花さんは「なるべく観光地ではないところをお願いしている。ぜひ探してみてほしい」と話す。
同シリーズではイラストだけでなく、ビールの味も毎回変える。バーンズさんによると、「AOMORI」は黒ビールでシナモンとナツメグのスパイスがある味わいで、メキシコ風ホットチョコレートから着想を得たという。
価格は750円(350ミリリットル入り。2200本限定)。公式販売サイト「Be Easy Brewing」、青森県内のカブセンターやメガで販売する。