青森のダンス＆ボーカルユニット「りんご娘」が4月12日、リンクステーションホール青森（青森市堤町1）で25周年コンサート「Dream」を開催した。

ライブ最後に発表した告知

　りんご娘は2000（平成12）年に弘前のご当地アイドルとして結成。メンバーはリンゴの品種名で、世代交代をし、現在は9期生の4人で構成する。4人は2022年4月から先代の全員卒業を機に活動を始めたピンクレディさんとスターキングデリシャスさん、はつ恋ぐりんさん、金星さん（3代目）。

　りんご娘のワンマンライブとしては過去最大規模で、約2000人のチケットは完売。オンライン配信も行った。会場では、過去の衣装やミュージックビデオで使った青森県内の40市町村ののぼりを展示した。

　ライブは、メドレーを含む20曲。現メンバーでは初披露となる先代の曲から、青森県指定の伝統工芸品「津軽びいどろ」をテーマにした最新曲「硝子（ガラス）のリンゴたち」までを披露した。

　アンコールのMCで4人はそれぞれメッセージを発表。金星さんやはつ恋ぐりんさんは関係者やファンたちへの感謝や、憧れだったりんご娘を自分たちができていることに敬意を示した。スターキングデリシャスさんとピンクレディさんは事務所に所属をして今年が10年の節目であることを明かし、いつか訪れる世代をバトンタッチする日にしっかりと胸を張れるようにしていたいと話した。

　ライブ最後に告知として、2026年5月16日に「はるか夢球場」（弘前市）でライブの開催を発表した。同球場でのライブは、現メンバー4人が活動当初から目標にしていた。発表と同時に、会場内はこの日一番の盛り上がりを見せた。

　ライブのアーカイブは4月19日まで視聴できる。視聴料＝3,000円。