マエダアリーナ(青森市宮田)で11月5日、青森のプロバスケチーム「青森ワッツ」の公式キャラクター「クイッキー・デッチ」が「生みの親」と10年ぶりに「再会」した。
デッチはリスのキャラクターで、公募によってデザインが決まった「青森ワッツ」の創設以来の公式キャラクター。誕生日が11月2日だったことから、同5日に開催された「Bリーグ2部第6節」のオープニングアトラクションとして、「生みの親」である浜久保ひと美さんと10年ぶりに「再会」した。
「再会」を果たした浜久保さんは「デッチのデザインはバスケットボールのスピード感を、リスのすばしっこさで表現した。チャームポイントは『白くて長い歯』。これからも皆に愛されるデッチでいてほしい」とエールを送った。
青森ワッツは今年、チーム全体の契約を見直し、デッチの動向も注目を集めていた。9月29日には公式キャラクターとしてデッチとの契約を更新。北谷稔行社長は「以前までのデッチはマスコット的存在だったが、今は青森ワッツを盛り上げるために欠かせない存在になっている。デッチがいなければ青森ワッツではない」と話す。
オフィシャルグッズ販売コーナーでは同日、デザインを刷新した新商品をデッチ自らが販売し、中には完売する商品もあった。現在は「デッチ・ファンクラブ」の設立を目指し、さらなる「ワッツ」の認知向上に力を入れるという。デッチは「毛並みもダンスのキレもパワーアップしているから、会場に会いに来てほしいデッチ!」と呼びかける。