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青森に四川料理店「なないろ」 地産の食材を使った料理を

「青森 和 四川料理。なないろ」店主の尾形和重さん

「青森 和 四川料理。なないろ」店主の尾形和重さん

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 四川料理店「青森 和 四川料理。なないろ」(青森市本町1、TEL 017-763-0504)が7月30日、オープンした。

看板メニューの一つ「思い出すだけでよだれが出るよだれ鶏」

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 季節の地域食材を使った四川料理を提供する同店。四川料理を青森に根付かせたいと、東京や弘前などの四川料理店で経験を積んだ店主・尾形和重さんが開業させた。

 尾形さんは青森の高校を卒業し、弘前の専門学校に進学。「チャイナダイニング ベア」で働き、東京・白金台にある「シェラトン都ホテル東京」内の「中国料理 四川」で16年間働いた。2019年には青森にUターン。青森の中華料理店で働き、念願の自分の店を持つこととなった。「自分の店を青森で開くことが目標だった」と尾形さん。

 店は焼き鳥店跡で、初めて入った瞬間に店のイメージが浮かんだと尾形さん。子どもにも親しんでもらおうと、店内にパンダを描いてもらった。店舗面積は14坪。客席は16席。

 メニューは、「県産牛肉季節野菜四川唐辛子・山椒の香り炒め」(1,980円)、「思い出すだけでよだれが出るよだれ鶏」(780円)、「アオリイカ、県産青じそ香り炒め」(1,480円)、「なないろの麻婆豆腐」(1,080円)など。紹興酒やワイン、青森の地酒などのドリンクメニューを提供。ランチセット(1,200円)のほか、9月からコース料理も用意する。

 四川料理には7つの味があり、店名の由来にもなっている。尾形さんによると、学生時代はラーメン店をやりたいと考えていたが、四川料理の奥深さにのめり込み、目指すようになったという。尾形さんは「青森には魅力的な食材が多く、Uターン後は発見が多かった。四川料理を通じて青森の人たちだけでなく、観光客などにも伝えていければ」と話す。

 営業時間は11時30分~14時、17時30分~22時。日曜定休。

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