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青森で「浪岡にんにく収穫祭」 汗だくの笑顔でニンニク掘り楽しむ

ニンニクを引き抜き笑顔を見せる5歳男児

ニンニクを引き抜き笑顔を見せる5歳男児

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 「第2回 浪岡にんにく収穫祭」が7月5日・6日、「浪岡緑道 グラウンドゴルフ場」(青森市浪岡浪岡)で開催された。

掘りたての「ともちゃんにんにく」

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 地元の農業従事者などで構成し、イベントを企画運営する「AOMORI Farm's Crew(アオモリ ファームズ クルー)」が主催する同イベント。会場に隣接する約3000平方メートルのニンニク畑で、子どもから大人までさまざまな世代が自分の手でニンニクを掘った。

 初日の朝は雨が降っていたが、イベントが始まる頃にはやみ徐々に青空が広がった。続々と訪れた客は蒸し暑い中、汗だくになりながらニンニクの収穫を楽しんだ。会場には2日間で約2400人が訪れ、346人がニンニクの収穫を体験した。

 ニンニク畑を管理する同団体副会長の三浦友泰さんは「昨冬の大雪で雪解けが遅かったため生育が遅れ、今年のニンニクは昨年より小ぶりなものが多い」と話す。当初、5株=1,000円で設定していた体験料は当日、10株1,000円に変更した。「本来は大きさでびっくりさせたかったが、今年は『お買い得』とお客さまに喜んでもらえたので良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

 ニンニク掘りは昨年に続き2度目という5歳男児は「暑いけど、ニンニクを掘るのは楽しい」と笑顔を見せ、次々にお目当てのニンニクを見つけては引き抜いていた。

 出店テントが立ち並んだイベントエリアでは初日、プロバスケットボールチーム「青森ワッツ」の選手たちがゲストで来場し、ユンボのアーム先に付けたバスケットゴールに向かって、会場に集まった子どもたちとフリースローで遊んだり、スイカ割りを楽しんだりした。2日目はアウトドアゲーム「コーンホール」やサバイバルゲーム「B2i」を楽しむ親子連れの姿が見られた。

 同団体の工藤幸悦会長は「足を運んでくれたお客さま、会場を盛り上げてくれた出店者、暑い中準備を頑張ってくれたスタッフに感謝している。『楽しかった』と笑顔で帰っていくお客さまにも励まされた。来年はドッグランなども設け、規模を大きくして開催したい」と話す。

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