ホタテ産業支援チャリティーイベント「2025 ドリフェス!」が2月16日、平内町夜越山(よごしやま)スキー場(平内町浜子)で開催される。主催は「ひらないDreamライオンズクラブ」。
昨年2月に初開催し、雪上綱引き大会や手押し相撲大会などを行った同イベント。今回は、「氷河期ティラノサウルスレースin夜越山」をサブタイトルとし、雪上でのティラノサウルスレースをメインに、よさこいダンスやキッズダンスのステージイベント、ゲームやそり遊び、チャリティーバザー、フード販売などを用意する。
ティラノサウルスレースは、3歳~小学6年生までの「幼獣の部」と、中学1年生以上の「成獣の部」に分けて行う。参加者各自がティラノサウルスのコスチュームを用意し、50メートルの雪上コースを走る。予選を勝ち抜いた参加者は本選に出場でき、入賞者には米やイノシシ鍋セットなどの賞品を進呈する。同クラブ会長の三津谷優輝さんは「雪上で行うため、足を取られたり転んでしまったりと足が速い人が勝つとは限らない。予測不能なレースが見どころ」と話す。
当日は平内町特産の「ホタテ」にちなんだ企画として、水揚げしたホタテを入れるプラスチック製のかご「万丈篭(ばんじょうかご)」に、手裏剣に見立てたホタテ貝殻を投げ入れ景品がもらえるゲームや、「ひらない活貝組」によるホタテ焼きやカニ汁の販売、アワビやホタテなどの海産物が当たるくじも用意する。
このほか、豚肉の串焼きやジビエシチューなどの温かいフードやドリンク、くず粉を使ったアイスやクレープなどのスイーツも販売する。
同イベントの収益は一部を平内町漁業協同組合へ寄付する。三津谷さんは「レースやゲームを楽しめて、今の時期貴重なホタテも食べられる。食べて、遊んで、ホタテ産業支援に協力してもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~15時。