工藤パン(青森市金沢3)が8月1日、海上自衛隊大湊地方隊の基地業務隊とコラボしたパン「大湊基地業務隊海自カレイ」の販売を始めた。
工藤パンは2018(平成30)年にむつ市と「むつ市のうまいは日本一!」推進協定締結以来、毎年8月に同隊で提供されている「大湊海自カレー」とのコラボ商品を開発してきた。
「海自カレー」とは、海上自衛隊の艦艇などで実際に食べられているカレーを再現し、部隊の艦長や司令に味の認定を受けたもの。
8年目となる今年は、同社のロングセラー商品でデニッシュ生地にチョコをかけた「チョコレイ」とコラボ。大湊基地業務隊のカレーを再現したカレーフィリングをデニッシュ生地に絞り、チーズカレーパウダーをトッピングした。パッケージには、昨年、女性初の地方総監に着任した近藤奈津枝海将の似顔絵イラストをあしらった。
同社営業担当者の蝦名英樹さんは「カレーの味は大湊海自カレー普及協会に監修してもらい、試作を重ねた。『チョコレイ』と『海自カレー』のコラボなので、『レイ』をかけたネーミング。今だけの商品なのでぜひ食べてほしい」と話す。
価格は178円。