青森県内12カ所に12月18日、漫才コンテスト「M-1グランプリ」のPR看板が設置された。
同看板は、過去のM-1ファイナリストの「ネタの決めゼリフ」を津軽弁や南部弁に言い換えている。ラインアップは、お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の「ちょっと何を言っているのか分からない」を津軽弁で「ちょっとなに言っちゅうがわがんねぇ」と表した物や「ぺこぱ」の「時を戻そう」を南部弁で「時ば戻すべ」と表した物など12種類。
M-1グランプリの公式SNSでは12月19日、「どういうわけか日本一M1見られている青森県」とのハッシュタグをつけて同看板の情報を発信。M-1グランプリ事務局PR担当者によると、地域別の同番組の視聴率で青森県が1位になっていたことから、「感謝の気持ちを込めて」同事務局が今回の告知看板設置を企画したという。
12カ所に設置した看板は地図上で線で結ぶと「M-1」の文字になるように選んだという。同担当者は「設置場所の人たちにお願いすると、『青森がM-1視聴率1位なの?』と驚き、快諾していただいた」と話す。「方言の監修は青森朝日放送に依頼した」とも。
設置場所は青森県全域にまたがっており、白神山地の入り口に位置する津軽ダムや八甲田国際スキー場などにもあることから、SNSでは「雪と路面凍結などで12カ所全てを見ることは難しいのでは」との声や、「巡ってみたい」「見てみたい」との声が上がっている。
同担当者は「クリスマスイブは漫才師の珠玉のネタで大笑いしていただけたら」と話す。
設置は12月24日まで。