新町通りにある書店「成田本店 しんまち店」(青森市新町、TEL 017-723-2431)が12月9日、リニューアルした。
青森市民から「なりほん」の愛称で親しまれる同店。今回のリニューアルで、文具コーナーを3階から1階に移動し、ライトノベルやビジネス書などの売り場も変更したほか、2階の棚は配置を換え、開放感のあるレイアウトに変更した。
今年創業115年を迎える同店は文化の情報発信基地・地域密着型書店として、これまでもリニューアルや商品の見直しを繰り返している。楽器や楽譜などの販売も行ったことがある。
支店総括室室長の三上定博さんは「文具売り場の移動が大きな変更点。エレベーターはあるが、3階まで買いに行くことが大変というお客さまの声があったため、1階にして購入しやすいようにした」と話す。
1階と2階をメインフロアに、3階と4階はイベントギャラリーに使う。3階では現在、日記と手帳商品を販売。4階では来年1月中旬までカレンダーを販売する。「サイン会や催事などのイベントスペースとして今後も活用していく」と三上さん。
今年8月から始めた雑誌バックナンバーの割引販売は継続する。月替わりのスチューデントカード特典も引き続き行う。
営業時間は10時~19時。