「Aomori Coffee Festival(青森コーヒーフェスティバル)2023」が10月21・22日、ワ・ラッセ西広場「あおもり駅前ビーチ」で開催される。
コーヒー消費量日本一を目指して2016(平成28)年から始まった同イベントは今年で8回目。昨年は1万5000人が来場した。
同実行委員会委員長の中村公一さんは「今年は青森県内外から過去最多の90店が出店する。昨年に比べて約2倍の出店があり、コロナ後初の制限なし開催となる。新しい試みもたくさん行う」と話す。
毎年人気店となると行列ができることから、今年はファストパスを導入する。販売価格は1万円。1日限り有効で、全ての店で優先してコーヒーを注文することができる。「ボランティアで手伝ってくれるクルー向けに考えたアイデアだったが、販売することにした」と中村さん。
コーヒー豆の購入だけで並ぶ人もいるため、コーヒー豆のセレクトショップも出店する。昨年から始めた「リユースカップ」は1,000円を預かり、カップ返却時に代金を返すデポジット方式で販売する。大量のコーヒーかすが出ることから、今年は「ミミズのコンポスト」を設置し、肥料として青森の有機栽培農家に提供するという。
会場では「ACF RADIO」と題してトークショーを放送する。「弘前コーヒースクール」主宰の成田専蔵さんや自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「COFFEE COLORS」の木村希士さん、「カフェ・デ・ジターヌ」の今井健さんなどが出演するほか、DJタイムや抽選の当選者発表なども行う。
そのほか、21日は「コーヒー&トークショー」として「Japan AeroPress Championship 2022」で優勝した「Raw Sugar Roast」(東京)の立川義邦さんと「Japan Brewers Cup 2023」準優勝の「NOZY COFFEE」(東京)の山本咲良さんをゲストに行う(参加費=1,000円、コーヒー込み=4,000円)。22日はラテアート世界大会出場経験のあるバリスタ3人によるラテアートワークショップ(参加費=1,000円)を開催する。どちらも事前予約制。
開催時間は10時~16時。入場無料。