青森の「ヤマモト食品」が9月15日、オリジナルパッケージのねぶた漬「ポケモンねぶた」の販売を始めた。
「ねぶた漬」は、数の子、昆布、ダイコン、キュウリが入ったしょう油ベースの漬物。「ヤマモト食品」では1965(昭和40)年から販売している看板商品で、パッケージにねぶたの写真を使う。「ポケモンねぶた」は、今年の「青森ねぶた祭」で運行した「オーガポン&ピカチュウ前ねぶた」がデザインされたパッケージの「ねぶた漬」となる。
「オーガポン&ピカチュウ前ねぶた」は任天堂スイッチソフト「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝」の発売を記念したねぶた。作中に登場する「ピカチュウ」と「オーガポン」を、竹浪比呂央ねぶた研究所所属のねぶた師・手塚茂樹さんが制作した。
販売する「ポケモンねぶた」は、250グラムのねぶた漬(799円)、化粧箱がついたギフト(994円)のほか、50グラムが2袋入ったパック(378円)の3種を用意。50グラム2袋パックは10月2日から出荷する予定。
自身も「ポケモン経験者」という「ヤマモト食品」社長の山本浩平さんは「違った角度から当社商品を知ってもらい、新しいお客さまにも手に取ってもらう機会になれば」と話す。
ヤマモト食品柳町直営店「ねぶた976」(青森市長島)と公式オンラインショップ、青森県内の土産店や量販店などで販売する。