青森競輪場(青森市新城)内にある青森競輪場温泉(TEL 017-787-2020)が7月15日・16日、4年ぶりに一般開放される。
競輪場の中にある全国的でも珍しい同温泉。選手の疲労回復を目的に選手の寄宿舎内に1992(平成4)年5月に設置したが、選手以外の人も利用できるよう、2011(平成23)年8月から営業日を限定して一般開放している。
源泉名は新城温泉。シャワー数は、男湯=13、女湯=7。シャンプー、ボディーソープは備え付けのものを用意。日本トーター青森競輪事業所マネジャーの成田和彦さんによると、鉄分を多く含むため、茶色で「体がよく温まる」とファンが多いという。
コロナ禍の影響で2020年から休業していた。「『一般開放』を待ちわびていた人たちからの問い合わせもあった」と成田さん。
同競輪場内は昨年リニューアルし、「大型滑り台」「おもしろ自転車」「3×3コート」「キッズスペース」や、テイクアウトにも対応する「フードコート」などを新設した。成田さんは「家族そろって気軽に利用してもらえれば」と呼びかける。
営業時間は12時~16時。入場の際は競輪場内で購入した車券(400円~)の提示が必要。温泉の開放日はホームページで知らせる。