廣田神社(青森市長島2)で6月19日、4年ぶりの「宵宮(よみや)」が開催される。
宵宮は参道に露店が並ぶ夏祭りで、例大祭の前夜祭に当たる。例大祭は年に1回行われる、神社で最も重要で盛大な祭り。典神様の御神徳(ごしんとく)をたたえ、皇室の安泰、氏子・崇敬者の繁栄、五穀豊穣などを祈る。
同神社宮司の田川伊吹さんは「宵宮は毎年、参道が人で埋まるほど集まり、50店近くの露店が並ぶ。今年は露店が出店するほか、境内では4年ぶりに『ねぶたばやし』などの奉納演芸を行う」と話す。
ほかにも、青森大学忍者部による「忍者体験」や大道芸人アットによる「大道芸パフォーマンスショー」、ものづくり体験ハッピーゴーランドによる「お守り作りワークショップ」など、子どもも楽しめるものも用意する。
田川さんは「今年は露店だけでなく幅広い世代の方に楽しんでいただける内容に戻って、境内もにぎやかになり、神さまも喜んでいると思う。皆さまにとって心整う夏の思い出になり無病息災で健やかに過ごしていただけたら」と笑顔を見せる
開催は17時から。