青森県観光物産館アスパム（青森市安方１）で2月18日・19日、クラフトイベント「冬のA-line（エーライン）」が開催される。

行列ができる人気店「びっくりたこ焼き（岩手県）」は今年も出店

　「A-line」は県内外から200店を超えるクラフト作家や飲食店が出店する野外イベント。2011（平成23）年から毎年夏にモヤヒルズ・オートキャンプ場（雲谷梨野木）で開催してきた。2019（平成31）年からはアスパムを会場に「冬のA-line」として冬季も行ったが、2021年からコロナ禍により中止。今年は3年ぶりの開催となる。

　主催する雑貨店「さぼり～な」（本町）の工藤勝さんは「『冬のA-line』は、アスパムから冬のイベントの企画を頼まれたのがきっかけで主催することになった。出店数は縮小するが、寒さが厳しい青森の冬に、『クラフト』や『フード』を通して楽しい体験ができるイベントにした」という。

　「クラフト」は県内外からガラス、木工、陶磁器、布小物などのほか、子どもから大人まで楽しめるワークショップや占いなど、夏にはない幅広いジャンルを集め46店が出店。「フード」は青森県内外から19店出店し、ラーメン、カレー、ハンバーガー、唐揚げ、コーヒーやスイーツなどを提供する。イベント初出店やいつも行列ができる人気店、同イベント限定で販売するラーメンを販売する店もあるという。

　工藤さんは「外は寒くても、ほっこりする雑貨を見たり、ものづくり体験をしたり、温かい食べ物を食べたりして、家族や友人と1日中楽しんでほしい」と呼びかける。

　開催時間は10時～16時。入場無料。