幸畑団地地区まちづくり協議会が2月5日、青森大学(青森市幸畑)で「幸畑ヒルズ スノーフェスティバル」を開催する。
積雪量の多い青森の環境を逆手に生かし、地域住民の交流の場として恒例開催する同イベント。同協議会運営委員の張山英和さんは「子どもから大人まで冬を楽しむことを目的に開催している。コロナ禍で3年ぶりとなる。今年は、プログラムを増やしてより楽しめる内容にした」と話す。
会場は屋外と屋内に分かれ、同校の中庭広場を屋外会場に、3号館・6号館を屋内会場にする。屋外会場では高さ約5メートル、傾斜約45度、全長約15メートルの雪の滑り台「スノースロープ広場」を設け、スノーチューブでそり滑りを無料で体験できるほか、青森名物「棒パンコーナー」などを用意する。
屋内会場ではコーヒー、ホットサンド、シフォンケーキ、カレーなど販売する「コーヒー&フードコーナー」のほか、ものづくり体験ができる「おもしろワークショップコーナー」、血圧・血管年齢・骨密度測定などができる「健康チェックコーナー」、「防災体験コーナー」などの体験ブースや子どもたちが自由に休憩できる「子ども交流のひろば」を設置。張山さんは「一日中楽しめる内容になっている」と自信を見せる。
張山さんは「積雪量が少なくて開催できない年もあった。今年は連日の大雪のおかげで、立派なスノースロープができた。この機会に幸畑団地地区以外の方にも雪遊びを楽しんでほしい」と呼びかける。
開催時間は10時~15時。入場無料。