青森県立美術館(青森市安田字近野)が1月16日、2023年度の企画展スケジュールを発表した。
「あおもり犬」を中心とした青森にゆかりのある作家の常設展示や縦横21メートル、高さ19メートルの吹き抜け空間にバレエ「アレコ」の背景画4枚を展示する同館。三内丸山遺跡に隣接し、青森を代表する観光スポットとしても人気がある。
目玉の企画展は、生誕120年を記念する「棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」(7月29日~)と「奈良美智個展2023(仮称)」(10月14日~)。いずれも青森出身の国際的に活動する作家で、奈良さんの個展は同館では2回目で、単館開催となる。
4月22日からは「庵野秀明展」を開催。同展は2021年10月の東京展を皮切りに全国巡回中で、青森は6カ所目。同展は元旦の新聞で全面広告で告知したほか、現在はテレビCMでアピールしている。
アレコホールでは、9月に青森出身のフラメンコダンサー・工藤朋子さんのフラメンコ公演やクラシックコンサート、10回程度のミニコンサートを予定している。