青森の南中学校(青森市緑2)で1月8日、「令和4年度青森市成人式 はたちのつどい」が開かれた。
青森市が主催する同成人式は、2002(平成14)年4月2日~2003(平成15)年4月1日生まれの2345人が対象。出身中学校を主とした20会場での分散開催となり、同校には153人の新成人が集った。成年年齢の引き下げに伴い、2022年度から成人式は「はたちのつどい」へ名称を改めた。
式典のテーマはフランス語で「良い旅を」を意味する「Bon Voyage!(ボン ボヤージュ)」。小野寺晃彦市長から「20歳を迎える皆さんが人生という旅路を力強く切り開き、素晴らしい人生を謳歌(おうか)することを期待する」との祝辞がビデオレターで届けられた。
新成人代表の小松佳祐さんと奈良岡志織さんは「無事に『はたちのつどい』を執り行えたことに感謝している。家族や先生、地域の皆さまの支えを胸に『考える大人』として困難な時代を戦い、青森市、引いては社会全体をより良くしていきたい」と誓いの言葉を述べた。
アトラクションとして当時の恩師たちからの「お祝いのメッセージ」がスクリーンに映し出され、新成人たちは当時の学校生活を懐かしみ、顔をほころばせた。
同校合唱部から歌のプレゼントとして、中島みゆきさん作詞・作曲の「糸」などが贈られ、新成人たちの新たな門出を祝い式典を締めくくった。