クマ対策に特化したドローンオペレーターを地域住民が担う仕組みの「青森モデル」を呼びかける説明会が6月5日、浪岡野球場(青森市浪岡)で開催された。
「青森モデル」とは、クマ出没時に初動確認できる人材として、地域住民などに活躍してもらう防災ネットワーク構想。ドローン操縦資格を取得した地域住民が捜索などに当たる。
発案は青森市地域おこし協力隊員の小林康二さん。協力隊任用前に神奈川県でドローンスクールの運営に携わっていた経験を生かし、青森でもドローンスクールを運営。自身もドローンオペレーターの資格を持つ。2025年のクマ被害、クマの目撃情報が増えた6月ごろにドローンを使ったクマ対策を思い付いたという。
小林さんは「初動確認のためには、なるべく現場の近くにいることが必須。地域住民が担えれば、地域の課題解決にもつながるはず」と話す。
説明会には趣旨に賛同した3人が参加。小林さんによるドローン操作の実演や実践講習のデモンストレーションが行われた。講習に参加した七戸町地域おこし協力隊員の吉澤莉沙さんは「距離感をつかむのが難しい。これから練習を重ねていきたい」と話す。
今後について小林さんは「民間、行政とも連携して、この仕組みを『青森モデル』として確立していきたい。地域に根付く人材として、地域おこし協力隊員にも声をかけていけたら」と意気込む。
問い合わせや講習の申込みはドローンスクール「BLUEguard(ブルーガード)」のホームページなどで受け付ける。