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浅虫水族館でフンボルトペンギンのヒナ公開  順調に成長

1月4日に誕生したフンボルトペンギンのヒナ

1月4日に誕生したフンボルトペンギンのヒナ

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 浅虫水族館(青森市浅虫、017-752-3377)が現在、フンボルトペンギンのヒナを1階海獣館で公開している。

出生時のフンボルトペンギンのヒナ

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 フンボルトペンギンのヒナは1月4日、同館で父・黒(くろ)と母・黄黄(きっき)との間に誕生した。産卵は11月23日。同館飼育展示部・海獣グループの加藤愛さんによると、フンボルトペンギンはオスとメスが協力して子育てする性質があることから、黒と黄黄が交代で卵を温めていたという。「誕生する2~3日前から卵をつつく様子が見られていた」と加藤さん。

 誕生時の体重は79グラムで手のひらに載るほどの大きさだったというヒナは、1日に200グラム前後の増加と共に順調に成長し、1月27日現在は938グラムまで増えた。ヒナの性別は今のところ不明で、半年後の検査で判別を行うほか、ヒナの名前も今後、母鳥のカラーを受け継ぎ「黄黄」を付けて命名する予定。展示室内では現在、巣箱の中で親鳥のおなかに抱かれて過ごすヒナの様子が見られる。

 加藤さんは「当館のうれしいニュースになった。フンボルトペンギンは成長が早く、3カ月ほどで大人ペンギンと同じサイズになるので、日々の成長をお客さまも一緒に楽しんでほしい。今しか見られないフワフワとしたかわらしい姿や親鳥の子育ての様子も、たくさんの人に見に来てもらえたら」と話す。

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