青森の八甲田酸ケ湯で12月24日、308センチの積雪があり、1979(昭和54)年から統計を始めた観測史上1位の記録を更新した。
酸ケ湯は八甲田山中の標高890メートルにあり、温泉地があることで知られる。気象庁観測所があり、毎年積雪記録が話題を集める。
12月24日7時気象庁青森気象台の発表によると、積雪が308センチとなり、12月としては過去最高の積雪量となった。これまでの記録は2012年12月27日の297センチ。同シーズンは2月26日に観測史上最高の566センチの積雪を記録した。
酸ケ湯温泉宿泊営業課の高田新太郎さんは「昨年は記録的な小雪だったので、今年は多いという印象だったが、想像以上の積雪になっている。日本一雪が降る地としては、雪を楽しめるコンテンツづくりをし、日本一の雪で盛り上げたい」と話す。