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スシローが「青森味噌カレー牛乳ラーメン」を全国販売 期間限定で

商品を開発した青森味噌カレー牛乳ラーメン普及会のメンバーと「FOOD&LIFE COMPANIES」のジモメシ推進PRリーダー・福井ひとみさん(左から2人目)

商品を開発した青森味噌カレー牛乳ラーメン普及会のメンバーと「FOOD&LIFE COMPANIES」のジモメシ推進PRリーダー・福井ひとみさん(左から2人目)

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 回転すしチェーン店「スシロー」が6月19日、「青森味噌(みそ)カレー牛乳ラーメン」の提供を期間限定で開始した。

全国の「スシロー」で販売される「青森味噌カレー牛乳ラーメン」

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 「青森味噌カレー牛乳ラーメン」は、みそにカレー粉や牛乳を混ぜたスープに、バターやメンマ、もやし、ワカメなどをトッピングした青森のソウルフード。「スシロー」が創業40周年を迎えるに当たって開催する「大大大大感謝の北海道×東北のうまいもん祭」に合わせ、全国の「スシロー」店舗で販売する。

 商品開発に携わった「FOOD&LIFE COMPANIES」(大阪府吹田市)のジモメシ推進PRリーダー・福井ひとみさんは「多くのご当地グルメがある中で、青森味噌カレー牛乳ラーメンの歴史から見える消費者の動きや、みそとカレー、牛乳という組み合わせの意外性にひかれた」と話す。

 「青森味噌カレー牛乳ラーメン」は、札幌でラーメン店を経営していた佐藤清さん(故人)が発案したとされる。1968(昭和43)年に青森駅近くにラーメン店を開業した佐藤さんは、みそ、塩、しょうゆをベースにカレーや牛乳を入れたラーメンを提供していたという。1975(昭和50)年ごろに中高生の間でケチャップやマヨネーズ、コーラなどさまざまな組み合わせのラーメンが流行した中で考案。現在は、佐藤さんの弟子が経営する青森の5店が「青森味噌カレー牛乳ラーメン普及会」を組織し、提供・普及活動を行っている。

 商品開発を監修した同会代表理事で「かわら」店主の小笠原崇さんは「初めは本店で出している味と同じ味を出せるかどうか不安だったが、商品開発の担当者と細かく味をチェックして、全国のお客さまに自信を持って出せる一杯に仕上げた」と話す。

 価格は450円。6月30日まで。

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