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「青森コーヒーフェス」、3年ぶりにリアル開催へ 駅前ビーチも会場に

実行委員長の青木敏さん。エプロンはコーヒーフェスに向け作ったという

実行委員長の青木敏さん。エプロンはコーヒーフェスに向け作ったという

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 青森駅前のワ・ラッセ西の広場とあおもり駅前ビーチ(青森市安方・柳川)で10月22日・23日、「AOMORI COFFEE FESTIVAL 2022」が3年ぶりに開催される。

「AOMORI COFFEE FESTIVAL 2022」のポスター

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 「コーヒーで青森を盛り上げよう」「青森をコーヒー消費額日本一に」をコンセプトに2016(平成28)年に始まった同イベント。コーヒーショップやロースターをはじめ、コーヒーに合うフードを提供するスイーツ店などが県内外から集まる。今年は過去最多となる58店が出店する。

 実行委員長で手芸店「ナンデモヤ」(新町)を営む青木敏さんは「当店がある昭和通り商店街を盛り上げたいと企画したのが始まり。コーヒー店が増えてきていたので、『コーヒー』をテーマにしたイベントをやってみようと青森コーヒーフェスが始まった。昭和通りとしてはもちろん、駅周辺も含めて街を盛り上げたかった」と話す。来場者数は初開催時で7000人、2018(平成30)年は1万人、2019年には1万6000人と年々増加。過去2年間はコロナ禍によりリアル開催はせず、駅ビルなどでのポップアップショップでコーヒー豆やグッズを販売した。

 副実行委員長で「Coffeeman good」(古川)の中村公一さんは「青森コーヒーフェスは規模も知名度も全国的に認知されてきた。県外からの出店も増えたが、当日の会場マップにはあえて店の名前しか記載しない。『ここおいしそう』『いい雰囲気』と選んだ店が自宅の近所にあるかもしれない。そんな偶然を『宝探し』のように楽しんでほしい」と話す。

 同イベントでは、企画やオリジナルグッズを用意する。「ミニマグカップと飲み比べコーヒーチケット(4枚)」(1,500円)は、オリジナルのカップで各店のコーヒーを試飲することができる。使い切れないチケットは「アフターフェス」の楽しみとして、賛同店に限り250円分のクーポンとして利用できる。

 使い捨てカップごみ削減の取り組みとして「リユースカップ」を今回初めて用意する。1,000円のデポジット(預り金)でカップと交換し、希望者は持ち帰ることもできるが、返却するとデポジットが戻る。青森はマルシェイベントが多く、ほかでも利用する人が増え広まっていけばとの思いもあるという。

 青木さんは「3年ぶりのマルシェ形式での開催。楽しみにしてくれている人もたくさんいる。青森のコーヒー消費額は2020年総務省統計局家計調査によると全国8位。1位に近づけるようにぜひ多くの人に足を運んでほしい」と呼びかける。

 開催時間は10時~16時。雨天決行。入場無料。

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