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青森駅前公園で地域おこし協力隊がイベントを企画 15市町村29ブース出店

来場を呼びかける主催の高木将さん

来場を呼びかける主催の高木将さん

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 「青森つながるフェスティバルvol.2」が8月5日・6日、青森駅前公園(青森市新町)で開催される。

「A.S.PROJECT」の平内産ホタテ焼き

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 地域の魅力発信や地域間の交流などを目的に、15市町村から出店がある同イベント。特産品を使ったグルメやクラフト雑貨の販売、ワークショップを行うほか、観光案内所を設ける。

 企画は青森市地域おこし協力隊員の高木将(高ははしごだか)さん。起業や創業支援を行う「AOMORI STARTUP CENTER」のサポートをする中で、起業者や地域おこし協力隊員のチャレンジの場づくりとして企画し、2024年10月に初開催した。高木さんは「前回は1100人以上の来場があった。より多くの人に魅力を伝えるため、青森ねぶた祭期間での開催を考えた」と話す。

 出店は前回から8ブース増やし、29ブースを設ける。むつ市や八戸市など、県内全域から参加があるほか、函館市からの出店もある。「交通の要衝である青森市から、他市町村を周遊するきっかけをつくりたい。当イベントで地域の垣根を越えたつながりをつくれたら」と高木さん。

 当日は焼きホタテ、真イカのガーリックソテー、ニンニクの素揚げ、棒パンなどのグルメ出店のほか、日本酒やコーヒーなどのドリンクも販売。藍染め、津軽塗などの工芸品や青森ヒバを使った粘土細工の販売、平内町のツバキを使ったリース作りのワークショップなども行う。

 高木さんは「食べて、飲んで、出店者と話して、青森の良さを体感してほしい。観光客はもちろん、地元の人が知らない情報も多いと思うので、イベントを機に知ってもらえたら」と呼びかける。「気に入ったら、別の季節にも訪れてみてほしい」とも。

 開催時間は5日=10時~21時、6日=10時~18時。入場無料。

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