
JFLリーグ所属のサッカークラブ「ラインメール青森FC」が3月14日、「カクヒログループアスレチックスタジアム」(青森市宮田高瀬)の融雪剤散布をドローンで行った。
「カクヒログループアスレチックスタジアム」は「ラインメール青森」のホームグラウンド。今年は災害級の大雪でサッカーグラウンドにはまだ約80センチの雪が残り、ホーム開幕戦が行われる4月6日までに除雪する必要があった。
同クラブチーフマネジャーの井上晴雄さんは「人海戦術による除雪も検討したが、時間がかかるためドローンで融雪剤をまけないかと検討していたところ、スポンサーの紹介でドローンのコンサルティング会社・トップクルーを見つけることができた」と話す。
井上さんによると、散布後は1日約10センチの雪が溶ける予想だが、1週間前後は芝に日を当ててコンディションを整える必要があるという。「遅くても3月中には雪をなくしたい。選手たちの練習もままならず厳しい状況で、キャンプ後に練習ができない期間もあった」と井上さん。
「豪雪地帯で活動するチーム特有の課題ではあるがJ3昇格を目指して今季もスタートした。ホーム開幕戦では青森の人たちにサッカーを楽しんでもらいたい」とも。
ホーム開幕戦の対戦相手は、いわてグルージャ盛岡(岩手県盛岡市)。13時試合開始。当日チケットは、一般=1,000円、中高生=500円。前売りチケットは、一般=800円、中高生=300円。青森市民は入場無料。