青森県の伝統工芸品「津軽びいどろ」の「色ガラス」を再現したネイルシールの販売が8月20日、始まった。
「津軽びいどろ」とは、漁業用の浮玉(うきだま)製造で培った「宙吹き」の技法を使い、青森の自然や四季をイメージして作るハンドメードのガラス工芸品。北洋硝子(青森市富田4、TEL 017-782-5183)が販売を手がける。
「青森ねぶた祭」を8色で表現した「津軽びいどろ」シリーズの看板商品「NEBUTA」。桜の花を、淡い桜色、黄色などで表現したシリーズ「さくらさくら」は、それぞれタンブラーや豆皿、盃(さかずき)などをラインアップする。
ネイルシールは、「NEBUTA」「さくらさくら」の色ガラスを表現したデザイン。貼った際に爪の先端に色ガラスのデザインが配置されるようになっている。担当した丸山純平さんは、女性デザイナーにアドバイスをもらいながら同商品を作り上げていったという。「色調だけでなく、透明色と不透明色の透き加減にもこだわって調整した」と丸山さん。
「『NEBUTAネイルシール』は祭りの迫力を表すために荒々しくドット(水玉)をデザインし、『さくらさくらネイルシール』は角の取れたドットでデザインした。日常の中で2つのデザインを使い分けながら青森の四季を感じてもらえたら」と笑顔を見せる。
価格は1,430円(22枚入り)。津軽びいどろ公式オンラインショップで取り扱う。