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青森県美で朗読劇 一つの「橋」にまつわる群像作品

清水さん(2列目一番左)と出演するクラブメンバー(写真提供=青森県立美術館)

清水さん(2列目一番左)と出演するクラブメンバー(写真提供=青森県立美術館)

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 青森県立美術館シアター(青森市安田)で7月20・21日、同施設ドラマリーディングクラブの定期公演「橋 bridge ~つなぐ想(おも)いの断片~」が開催される。

橋をモチーフに据えたドラマリーディング「橋 bridge ~つなぐ想いの断片~」

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 ドラマリーディングは、文学作品や戯曲を、映像、照明、音楽による演出を交えながら朗読する演劇手法。2009(平成21)年に設立した同クラブは現在10~70代の17人が所属。同施設で年1回、定期公演を行っている。

 定期公演の脚本・構成・演出は、弘前を拠点に活動する「劇団SOUTHERN COMFORT(サザンカンフォート)」代表の清水司さんが3年前から担当している。初のオリジナル脚本という今回は、ある一つの橋にまつわる7人の登場人物の思い出や出来事を描いたオムニバス形式の作品となっている。

 清水さんは「演劇活動も3年目になりクラブ員との関係が深まったことで自分のオリジナル脚本でもやっていけると考えた。稽古を積む中で自分の求めていることをみんなが理解し、よく仕上がってきている」と話す。「橋のないところで生活する人はまずいない。公演を通じて自分自身の原風景を思い浮かべてもらえたら」とも。

 13時30分開場、14時開演。入場料は、一般=1,000円、高校生以下無料。全席自由。

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