青森の出版社「グラフ青森」(青森市筒井八ツ橋)が7月20日、季刊誌「青森の暮らし」の最新号(435号)を発売した。
1975(昭和50)年の創刊以来約50年にわたり、「青森に暮らす人々の思いや歴史文化、コト・モノを将来に伝えたい」と発行を続けてきた。最新号の特集は「青森のいっぴん」。青森県に数多くある特産品や工芸品の中から、青森ならではのものを編集部が選んで紹介する。
取材先は、北洋硝子、高橋かまぼこ店(以上、青森市)、カネシメいした(弘前市)など。下池康一社長は「青森県には素晴らしい逸品がたくさんある。量産されているものもあれば、小さな工房やグループで手作りされているものもある。一品一品に、作り出す人たちの思いや技術、ストーリーを紹介する。青森の逸品を探すきっかけとなれば」と期待を込める。今回紹介しきれなかった「逸品」もまだまだあり、続編も検討しているという。
価格は660円。青森県内の書店ホームページで扱う。