青森駅西口駅前広場の共有が3月22日、始まった。
2021年9月から、青森駅東西自由通路と交通結節機能強化のために整備を続けた今回の工事。市営バスと観光バス、シャトル・ルートバス「ねぶたん号」のバスプールを設けたほか、30分までは無料で利用できる駐車場や493台分の駐輪場と自動二輪車駐車場、タクシープールを整備した。
交通機能の強化に加え、駅自由通路出口脇にバリアフリートイレを新設。男性トイレには小便器2基と大便器2基、女性トイレは3基、多目的トイレを整備した。青森駅には現在、改札口の中と東口通路近くの仮設のユニバーサルトイレしかないため、駅ビル工事完成までは駅構内にトイレは3カ所となる。
4月1日からは「ねぶたん号」が西口を発着地としたルートに変更し、森林博物館前などのルートを新設した。市営バスは西口乗り入れを拡充し、平日20便を65便に増やす。
3月21日には落成式を開き、青森市長のほかJR東日本関係者らが出席した。