クレープ店「crepe cafe Plume(クレープ カフェ プリューム)」(青森市千刈2)が1月6日、青森市営バス「西滝」停留所近くにオープンした。
北海道産のバターや小麦を使うなど、自然素材にこだわった原材料の生地でクレープを提供する同店。チョコレートや果物を使ったものから、餡(あん)や白玉などの和テイスト、ピザソースやチーズを入れた「しょっぱい系」などのメニューをそろえる。店主の蝦名友美さんは「年齢や性別を問わず、幅広い世代に食べてもらえるように考えた」と話す。
蝦名さんは高校卒業後、函館の専門学校で調理と製菓を学び、函館のフレンチレストランに勤務。スイーツを担当していたが、体を壊してしまい退職した。青森へ戻ってからは事務職に就き、結婚を機に専業主婦へ。料理の仕事から離れる中で「やはり料理が好き。もう一度やってみたい」という気持ちが芽生え、自分の店を持つことを決めたという。
メニューとして思いついたのは、イートインもテイクアウトもしやすいクレープだった。「家でもよく作っていたし、私自身がクレープ好き。体を壊した経験から、添加物や香料を使わない、体に優しいものを作りたいと思った」と蝦名さん。店名はフランス語で羽を意味する。響きのかわいらしさと、「店に訪れたお客さんが羽を休めてほしい」という思いを込めた。
クレープメニューは「イチゴチョコクリーム」(495円)、「バナナチョコ」(451円)、「イチゴ大福」(583円)、「レアチーズブルーベリー」(583円)など。各クレープに追加で、「生クリーム増量」(110円)、「レアチーズ」(132円)などのトッピングも可能。ドリンクは「ホットコーヒー」(297円)、「コーヒーフロート」(352円)など。全メニュー、テイクアウト可能。テイクアウトの場合は価格が異なる。
「メールで感想が届いたり、続けて来店してくれたり、お客さまからダイレクトに反応をもらえてうれしい」と話す蝦名さん。「今後は期間限定などでメニューを増やしたい。オープンしたてでお客さまを待たせてしまうこともあるので、スタッフとも相談しながらスピード感を持って提供していきたい」と、今後の営業に意欲を見せる。
営業時間は14時~17時。月曜・木曜・日曜・祝日定休。