
「スターバックス コーヒー」が販売する「青森県産2種のりんご カスタードアップルパイ」が9月29日、リニューアルした。
青森県産りんご「紅玉」と「ふじ」を使い、2013(平成25)年からシーズン限定で販売する同商品。同社広報部によると、今年は「ふじ」の割合を増やし、酸味を抑えて甘みを強くしたという。
同商品は2023年から商品名に「青森県産」を加えた。同社広報部によると、県名がついた商品名は同社では現在のところ唯一で、その理由について青森県内のスターバックスの従業員で結成した「りんご隊」の存在があるという。「りんご隊」メンバーの三浦リナさんは「りんご隊は、地域課題や社会を変えるアイデアを考える社内プログラムの下、結成した。リンゴの農作業を通年で手伝っており、私たちの活動が商品名につながっている」と話す。
同日から、青森県内11店舗のみで「JIMOTO Made」を使ったサービスが始まり、アイスドリンクをガラス工芸品・津軽びいどろの「AOMORI」デザインのグラスで提供する。フラペチーノ商品には対応しない。
三浦さんは「全国のお客さまには青森を感じてもらう機会に、青森県内のお客さまには、今まで以上に地元への愛着や誇りを持ってもらう機会になれば」と話す。
価格は600円(テイクアウト=589円)。アップルパイ販売は10月31日まで。