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青森でダンススタジオ合同発表会 130人が1年の集大成を披露

「ENDMAX」で発表した130人の生徒

「ENDMAX」で発表した130人の生徒

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 青森県内のダンススタジオによる合同発表会「ENDMAX」が8月3日、リンクモア平安閣市民ホール(青森市柳川1)で開催された。

オープニングショー

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 主催はダンススタジオ「JUICE」「野辺地CLOUD」などを運営する駒井慎也さん。発表会は2013(平成25)年から開催し、今年で12回目。今回は130人の生徒が出演した。

 イベント名は、1990年代に行われていた東京のダンスイベントにちなんで名付けた。駒井さんは「ダンスを始める際に影響を受けたダンサーが出演していたイベント。今では、『生徒たちが学びの集大成を出す日』『1年の中で、自分自身の限界を超えようと挑戦する日』であってほしいという思いも加わっている」と話す。

 オープニングショーの出演者は、スタジオ内のオーディションで決めたという。立候補した7チームのうち、優勝したスタジオ「JUICE」所属の小学6年生ユニット「SHhhh!」が、イベントのオープニングを飾るダンスパフォーマンスを披露した。オーディションを振り返り、駒井さんは「オープニングアクトを生徒の中から決めるのは初の試み。それぞれが思いを込めたパフォーマンスを考えてくれた」と話す。

 ホールには保護者など約600人が来場し、ステージで踊る生徒たちに声援を送った。出演した生徒からは「緊張したが完璧にできた。来年はオープニングアクトを目指したい」「全力で踊れた。これからも練習を頑張りたい」などの声があった。子どもがレッスン生だという青森市在住の40代男性は「1年ぶりの舞台で見る子どもたちが成長していて驚いた。楽しんでいる様子が伝わってきた」と笑顔を見せる。

 駒井さんは「無事に終わり、毎年ながら生徒たちの成長に胸が熱くなった。今後も多くの人にストリートダンスの魅力が伝わるようなステージ構成や舞台づくりをしていきたい」と意気込む。

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