
青森市内に3店舗ある買い取り専門店「さすがや」が現在、「青森ねぶた祭」の開催に合わせ、「ねぶたグッズ買取強化キャンペーン」を行っている。
全国に約100店舗を展開する「さすがや」。「青森駅ビルラビナ店」「サンロード青森店」「ガーラタウン青森店」で買い取ったねぶたグッズを、東京・御徒町にある「SASUGAYA OUTLET」で販売し、日本を訪れる観光客向けの土産として提供する。同社広報担当者は「日本の高品質で品ぞろえの良い中古品は『ユーズド・イン・ジャパン』として海外で注目されている」と話す。
同キャンペーンで買い取りの対象としているのは、ねぶたの浴衣や半被(はっぴ)、小物、記念硬貨など。キャンペーン期間中は通常より料金をアップし、買い取った商品は1~3週間で発送・検品を行い、東京の店頭に期間限定で並ぶ。同担当者によると、着用した半被でもヴィンテージ品として価値があるという。
同担当者は「地域の祭りと連動した買い取りキャンペーンは当社としては初の試みで、青森ねぶた祭への協賛をきっかけに考えた取り組み。地域文化と当社事業が融合したこの取り組みが、今後の全国各地との関わり方のモデルケースになれば」と期待を寄せる。
8月10日まで。