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青森でハンドメード作家向けのワーケーション体験 全国から10人参加

地元クリエイターを交えた交流会での集合写真

地元クリエイターを交えた交流会での集合写真

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 青森市企画部企画調整課「新しい働き方推進室」(TEL 017-752-8751)が9月3日~5日の3日間、「クリエイターワーケーション体験in青森」を行った。

交流会の様子

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 ワーケーションとは、職場や自宅から離れた場所で、余暇を楽しみながら仕事をすることを指す造語。青森市では地域とのつながりを重視したワーケーションに取り組んでいる。

 定期的に行っているワーケーション体験をクリエーター向けにアレンジした同イベント。ハンドメード作品などを扱うマーケットプレイスを運営するクリーマ(東京都渋谷区)と連携した事業で、革製品、かぎ編み、和装小物などの作家10人が全国から参加した。

 3日間の日程は、青森市の魅力やものづくりの環境を知ってもらえるような内容で構成。善知鳥(うとう)神社や三内丸山遺跡、青森県立美術館のほか、青森県観光物産館アスパムで開催されていたクラフトイベントを視察。青森で活動するクリエーターとの交流会や、青森の伝統工芸「こぎん刺し」の模様をモチーフにしたランプシェード作りに加え、「津軽びいどろ」を制作する北洋硝子の工場見学などを行った。

 参加した加藤佐和子さんは「観光名所がコンパクトにまとまっていたり、車の運転がしやすそうだったり、思っていた以上に住みやすそうな環境。以前から行きたいと思っていた青森県立美術館は思いがけない作品も展示されており、じっくり見学できた」と笑顔を見せる。

 ツアーに同行したクリーマの渡部優紀さんは「私自身初めての青森だったが、過ごしやすい気候と、温かく迎えてくれる方ばかりで気持ちの良い日々だった。イベントの多さや生活環境など、移住後のことをイメージできた方も多いのでは」と話す。

 「クリエイターワーケーション体験in青森」は9月23日~25日にも行い、24日には道の駅「ゆ~さ浅虫」で行われる「あさむしマルシェ」に参加クリエーターが出店する。

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