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浅虫水族館が「青森県の海の生物カード」 応募世帯に抽選で進呈

「青森県の海の生物カード」のサンプル

「青森県の海の生物カード」のサンプル

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 浅虫水族館(青森市浅虫、TEL 017-752-3377)が「青森県の海の生物カード~生物・漁業・環境問題を楽しく学ぶ~」の進呈企画を立ち上げ、現在、応募者を募っている。

全54枚の「青森県の海の生物カード」

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 「青森の海にすむ生物、漁業、環境問題について知ってほしい」と同館が6月13日にリリースした同カード。全54枚のカードは図鑑のように学べ、「食物連鎖・食物網」「漁法」「海の環境汚染」「海の環境保全」の相関関係を基に作ったルールに従って、いかに多くの生物カードを獲得できるかを競うバトルゲーム「マリンガーディアンズ」を楽しめるのが特徴。

 同館広報企画グループリーダーの久保真司さんは「お客さまからの『図鑑やカードを作ってほしい』という声が製作のきっかけになった。図鑑としてだけでなく、海の生物などについて対戦しながら楽しく学べる要素を取り入れた。生物の選定や捕食生態の調査、プレールールの設定、デザインなどをじっくり行い、完成まで2年ほどかかった」と話す。

 かるた、トランプとしても遊べる同カードを数百世帯(予定)に抽選で進呈する予定で、応募条件は、館内イベントホールか自宅で「マリンガーディアンズ」「かるた」「図鑑」のいずれかの遊び方を体験すること。自宅で体験する場合、カードはウェブサイトでダウンロードして自作できる。

 「まずはカードに触れて楽しんでもらいたい」と現在、館内1階イベントホールにカード紹介エリアを設けている。モニター上映とテーブルに用意した説明書で遊び方を確認しながら、2~4人で「マリンガーディアンズ」をサンプルカードで体験できる。食物連鎖、さまざまな漁法、環境問題に関するパネル展示も行う。

 久保さんは「いろいろな生物の生態を知れて、ミズダコやクロマグロ、クジラなどはレアカードのようにきらきらするデザインなので、カードを見ているだけでも楽しめるはず。たくさんの人に応募してほしい」と呼びかける。

 応募は館内とウェブで受け付ける。1世帯1回に限る。7月27日まで。当選は8月中にウェブサイトとSNSで発表予定。

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