
「第2回 浪岡にんにく収穫祭」が7月5日・6日、「浪岡緑道 グラウンドゴルフ場」(青森市浪岡浪岡)で開催される。
「一次産業を通じて地域の人が交流できる場を作りたい」「子どもたちが楽しめる場を作りたい」と、地元の農業従事者などで構成し、地域でイベントを企画運営する「AOMORI Farm’s Crew(アオモリ ファームズ クルー)」が主催する。
同団体の工藤幸悦会長は「浪岡産の生ニンニクは市場にほとんど出回らない。収穫して1週間が食べ頃の生ニンニクを味わえるのは地元の人の特権。採れたてのニンニクのパンチある香りやおいしさを知ってほしい」と話す。
会場となるニンニク畑を管理するのは同団体副会長の三浦友泰さん。約3000平方メートルのニンニク畑でホワイト六片「ともちゃんにんにく」を栽培する。三浦さんは「普段食べているニンニクがどのように生えているか、葉っぱはどんな形かなど観察しながら収穫を楽しんでほしい」と話す。
同イベントでは両日、「ともちゃんにんにく」の収穫体験(5株=1,000円、10株=2,000円)をメインとして、子どもも大人も楽しめる企画を用意する。7月5日は青森のプロバスケットボールチーム「青森ワッツ」の選手と一緒に収穫する時間を設けるほか、ユンボのアームの先にバスケットゴールを設置してシュートを楽しめる「バスケット交流会」を開催する。7月6日はアウトドアゲーム「コーンホール」や、「B2i」(赤外線銃サバゲー)などのアクティビティを展開。このほか、両日共にワークショップ、クラフト・ペット用グッズ販売、「浪岡にんにく」を使ったフードなどを販売するキッチンカーや飲食店が出店する。
工藤会長は「普段会えないゲストとの時間を楽しんだり、今しか食べられない生ニンニクを自分の手で収穫する醍醐味(だいごみ)を味わったりして、喜んでもらいたい。家族一緒に、ペットも連れて遊びに来てほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は9時~15時(店舗販売・企画プログラムは10時~。6日のニンニク収穫体験は12時まで)。入場無料。