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浅虫で「ティラノサウルスレース」 130体が疾走、ラジオ体操も

砂浜に集まったティラノサウルスたち

砂浜に集まったティラノサウルスたち

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 サンセットビーチあさむし(青森市浅虫)で7月3日、「ティラノサウルスレースあさむし」が開催された。

ゴールへ疾走するティラノサウルス

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 ティラノサウルスレースとは、エアーで膨らむ恐竜の着ぐるみを着て駆け抜けるレース。今年4月に鳥取で開催され、全国的な話題を集めた。青森県内では初開催。

 主催のティラノサウルスレースあさむし実行委員会のメンバーは、八戸で育った葛西絵美さん、浅虫出身の熊谷幸子さん、浅虫でカフェを経営している成田汐里さんの3人。浅虫に足を運んでもらい、浅虫の魅力を知るきっかけにしたいと企画した。

 レースは幼獣の部は(3~6歳、小学1~3年生、小学4~6年生)の3部と、成獣の部は(ヤング雄、ヤング雌、シニア雄、シニア雌)の4部に分かれ、約130体の「ティラノサウルス」が参加した。レースは砂浜に設定されたコースを走る。着ぐるみが見せるユーモラスな表情に観客から笑いや拍手が送られていた。

 レースに出場した幼獣の部「3~6歳」で1位となった古舘蒼空(こだてそら)くんは、「暑かったけど、走ってみて楽しかった」と笑顔を見せる。1位になったうれしさを家族と分かち合っていた。成獣の部「シニア雌」で1位の安田美奈子さんは「1位を取る気満々でした。景品の4.3キロの肉がかかっているので、肉肉肉…と考えながら走りました」と息を切らしながらも笑顔だった。

 成獣の部「ヤング雌」3位の宮古沙紀さんは「思ったより走りづらかった。周りは見えていたが、目の前には走者がいなかったので、自分が1位だと思っていたらゴール前で抜かれた。悔しかったのでまたリベンジしたい」と笑顔を見せる。

 葛西さんは「来年も開催してほしいと期待の声が多数あがっていたので、ぜひ来年もやりたい」と意欲を見せる。

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