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青森駅前にスイーツメインの「フルールカフェ」 幼少期からの夢かなえ独立

店主の坂本瑞穂さん

店主の坂本瑞穂さん

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 カフェ「FLEUR cafe(フルールカフェ)」(青森市古川1、TEL 017-718-2733)が3月10日、青森駅前のニコニコ通り沿いにオープンした。

(左から)「選べるアフタヌーンティー」、「いちごのミルフィーユパフェ」

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 旬のフルーツや「エディブルフラワー」と呼ばれる食用花などを使ったスイーツやドリンクを提供する同店。「季節を感じる店」をコンセプトにし、定期的にメニューや店内の装飾を変える。店主の坂本瑞穂さんは「フルーツ以外にもサツマイモや抹茶なども用いる予定。旬の食材のおいしさや、いろいろな味わいを楽しんでほしい」と話す。

 幼少期から菓子作りが好きで、自然とスイーツ関係の道を志した坂本さん。高校卒業後は調理系の専門学校へ進学するために上京予定だったが、青森市内の飲食店へ就職。「早く店を持ちたくて、働きながら現場で学ぼうと思った」と話す。以来、飲食店やカフェなどで経験を積み、独立を決めた。

 店舗面積は9.2坪で、席数は9席。店名はフランス語で「花」を意味する。「花が好きで、メニューや雑貨など、花と絡めたいものが多かった」と坂本さん。決め手となったのは、店で使用するティースプーンを探していたとき。「花をモチーフにしたスプーンを見つけ、『店名は絶対に花としなければ』と思い『フルールカフェ』に決めた」と振り返る。

 スイーツメニューは季節により種類が変わり、現在は好みのスイーツ2種の「選べるアフタヌーンティー」(1,800円)、「いちごのミルフィーユパフェ」(1,280円)、「いちごタルト」(660円)、「ケーキプレート」(600円)などを提供する。ドリンクメニューは「ホットコーヒー」(510円)、「アールグレイ」、「ダージリン」(以上500円)、「クリームソーダ」(650円)などを用意し、一部メニューはテイクアウトも可能。

 5月中旬には新メニューを展開する予定で、「メニューの構想はほぼできているので、後は食材がそろい次第、試作する」と坂本さん。店については、「長くこの場所で店を続けたい。訪れる人がいつでも安心できる場所を作れたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~18時。水曜定休。

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